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使い方ガイド
不動産契約書をラスタライズして実印の印影ごと安全に渡す
契約書の写しを仲介業者や金融機関へ渡すとき、必要なのは「相手が見るべき情報だけが残った1通」です。黒塗りしたうえで全ページを画像化して再構成すれば、隠した文字も実印の印影も復元できない状態になります。
全12ページを画像化
金額・所在地・実印の印影を復元不能な状態にして提出
なぜこの作業は手間がかかるのか
不動産の契約書は、1通の中に売主と買主双方の氏名・住所・生年月日、物件の所在地、売買金額、そして金融機関の口座情報までが揃っています。この書類を仲介業者・金融機関・税理士へ写しで渡す機会は多く、そのたびに「相手が必要とする情報だけを残す」判断が必要になります。しかも押印箇所に実印の印影が写り込んでいるため、単純な黒塗りでは不十分な領域が生まれます。
この作業で気をつけたい情報の扱い
- ✓実印の印影は画像として複製可能です。渡す相手に不要な場合は、氏名と同様に確実に隠してください。
- ✓金額と物件所在地が同時に読める状態は、資産情報の開示に等しくなります。用途ごとに必要な範囲を絞ってください。
- ✓全ページを画像化してから再度PDFに戻すことで、黒塗りの下のテキストも印影も復元できない状態になります。
4ステップで解決
下のツール名をクリックして直接ツールへ移動できます。
つまずきやすいポイント
手順どおりに進めても引っかかりやすい箇所です。着手前に目を通しておくと手戻りが減ります。
- 画像化すると文字が検索できなくなります。仲介業者が条項を検索して確認したい場合は、事前に相談してください。
- 画像化はファイルサイズが大きくなりがちです。仕上げにPDF圧縮を通してからメール添付してください。
- 契約書は原本の同一性が問われる書類です。黒塗り版はあくまで写しとして扱い、原本は必ず別に保管してください。
よくある質問
- なぜ黒塗りだけでなく画像化まで必要なのですか?
- 契約書には金額・所在地・氏名がテキストデータとして埋め込まれています。黒塗りは図形を上に重ねるだけなので、テキスト抽出で全て読み取れてしまいます。全ページを画像に変換して再度PDFにすると、文字データそのものが存在しなくなり、復元できません。
- 実印の印影も隠す必要がありますか?
- 渡す相手が印影を必要としない場合は隠すことをおすすめします。印影は画像として複製可能で、他の書類への貼り付けに悪用される可能性があります。逆に、押印の事実自体を証明する必要がある場合は残す判断もありえます。用途に応じて決めてください。
- 画像化するとファイルが大きくなりませんか?
- なります。ページが画像になるため、元のPDFの数倍になることも珍しくありません。そのため手順の最後にPDF圧縮を入れています。契約書は文字の可読性が重要なので、圧縮率は控えめにして、金額欄と条項の文字が読めることを確認してください。
- この黒塗り版は原本の代わりになりますか?
- なりません。契約書は原本の同一性が問われる書類です。黒塗り版はあくまで「特定の相手に渡すための写し」として扱い、原本は必ず別に保管してください。提出先が原本を求める場合は、黒塗り版では要件を満たしません。
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